〈コラム〉人気カウンセラーへの道98話 パソコン苦手なカウンセラーに襲いかかる憂うつへの対処法

 コラム

 

「開業前はワクワクしていたけど、開業後は不安で行動できなくなってしまいました」

「開業して数ヶ月頑張ってきたけど、体調が悪くなってしまって・・・」

 

セミナーでお会いした方や私のコンサル生さんの中には、開業後に気持ちが滅入ってしまったり、体調を崩してしまったりすることがあります。

 

私もかつて、憂うつ状態からなかなか抜け出せなかった経験がありますので、よくわかります。

 

なにかを始めようとする時、人は気持ちが浮き立ちます。

「ああしよう」「こうしたい」と企画を練っているとき、未来を自由に想像しているとき、人は力がみなぎってきます。

私なんか、割と単純な方なので、すぐに有頂天になっていました。ワクワクしながら理想の未来像を思い描くとき、「自分ならできそう!」と一気に自信が最高にあふれだすのです。

 

でも、そのポジティブな気持ちは長続きしませんでした。

いざ、実際に行動する段階になると、突如わからないことが出現して、すぐに壁にぶつかってしまうのです。

 

「パソコンが思うように動いてくれない。故障かな?」

「SNSの設定がわからない」

そこで立ち往生してしまうことも度々ありました。

「はたして自分はやっていけるんだろうか」と、一気にテンションがおちてしまいます。

 

こんな感じで15年以上パソコンとは付き合っているわけですが、今でも苦手意識がありますし、新しいSNSが登場すれば、その都度四苦八苦しています。

 

以前は、苦手なものが現れると、そこで何週間も、ひどいときは何か月も立ち止まっていました。

でも今は違います。苦手意識は拭い去れませんが、ちゃんと動けるのです。

 

いったい何が変わったのでしょうか?

 

苦手意識を抱えながらも

 

前に進めるようになったのは・・・

 

 

パソコンやSNSのことを《たかがツールだ》と思うようにしたからです。

 

以前の私は、「パソコンの簡単な操作もわからない自分を知られたくない」「SNSの始め方がわからない自分なんて・・・」

と妙に恥ずかしかったんですよね。

パソコンが得意な人が目についてしまって、自分のレベルの低さに対して、コンプレックスを過剰に抱えていたのです。

 

それが「たかがツールだ」「単なる道具だ」と思ったことで、とたんに気持ちが楽になったのです。

やったことないものは、わからないのが当たり前だと開き直りました。

もちろん、ただ開き直るだけで行動しないままではいけませんので、現時点でどんなことができるかをリストアップしてみました。

 

PCにくわしそうな友人に助けてもらう

PCを購入したメーカーの有料サポートに入る

・本屋で参考書を買う

・パソコン教室に通う

・ネットで調べる

 

少し考えただけでも、行動の選択肢は結構ありそうです。

実際に、そのすべてを試してみました。そうすると、ちゃんと前に進めるようになるのです。

立ち往生していて憂うつだった気持ちが、行動することで晴れてきました。

 

苦手意識やコンプレックスを抱えていて、最終的には「もう自分には打つ手がない」と感じてしまうことで、人は憂うつになってきます。

 

でも実際には、打つ手が全くなくなるということはありえません。視野を広げれば必ず打開策はあるのです。

 

「打つ手がない」と感じる時は、たいてい一人の殻にこもっている時です。

大事なのは、

「たかがツールだ」と割り切ること、そして「一人の人間ができることはたかが知れている」ということをしっかり意識することです。

 

苦手なものがあっていいのです。

苦手なものは、得意な人に助けてもらえばいいのです。助けてもらっていても、得意にはならないかもしれませんが、それなりに扱えるようにはなってきます。

 

「全部自分で乗り越えなければ」と考え、苦手なものまで背負うと、心身ともに耐えられなくなってしまいます。

 

「助けて」が言えないことで、本当はもっと上手くやれている人なのに、才能が埋もれてしまっているのです。とてももったいないことだと思います。

 

苦手なものを一人で克服しようと思わずに、色々な人に支えてもらい、自分が得意なものをどんどん伸ばすようにしていきましょう。

そうすると、苦手意識からくる憂うつで苦しむ時間は減ってくるはずですよ。