〈コラム〉人気カウンセラーへの道103話 質への執着を手放して、成果を出す思考法

 コラム

「なかなか作業が進まないんです」

 

クライアントさんからのご相談の中でも、かなり上位にあがるものが、この集客に関する作業が進まないというものです。

くわしくお話させていただくと、作業が進まない理由は人それぞれ違います。

 

作業する時間がないほど、他の仕事に追われているケース。副業でカウンセラー事業を始めようとする人に多いです。ただし、土日は休みであったり、仕事の日でも作業時間が1時間ほどは確保できるケースが多いので、隙間時間を活用したいところです。

 

あるいは、普段いる場所、例えば家の中にいると、どうしてもやる気がでないというケース。

この場合は、環境を変えると作業が進む場合が多いです。私は、このケースに当てはまるので、カフェや図書館にいつでもいける準備を整えています。

 

作業が進まない最も多いケースがこちら。

 

それは、無意識のうちに失敗を怖がるケースです。失敗を避けたいので、行動をしないようにします。行動しなければ、失敗しなくて済みますよね。

失敗を避けるために、行動を起こす前に正解を知りたがる人もいます。もちろん、それ自体は問題ありません。問題になるのは、納得できる正解を知るまでは、動けない人です。

 

一方、成果を出す人は、必ず行動量が多いです。成果を出している人を見て「あの人は天才だから」「あの人は才能があるから」という人がいますが、天才や才能豊かな人も、必ず行動量が多いのです。

 

オリンピックに出るようなスポーツ選手もそうですよね。天才だと言われている選手も練習量はとんでもなく凄いのです。

 

行動量が多いということは、それだけ失敗の数も多いのです。

成功者に話を聞くと、「最初は失敗だらけだったけど、いつの間にか上手くできるようになった」と皆さん同じようなことを言います。

 

しかし、ここで注意が必要です。

行動と成果は比例していません。頑張った分だけ右肩上がりに成果が出ると思いがちですが、現実にはそうはなりません。

最初は、低空飛行が続きます。行動しても失敗続きです。全く反応がない0の状態が続くのです。上手くいっても1か2の状態でしょう。

ところが、突然急上昇するときがやってきます。

でも残念なことに、ほとんどの起業家が急上昇するまで待てずに、あきらめてしまうのです。

 

成果を出すためには行動量が大切ですので、失敗を恐れてそもそも行動できていないという状態は、良くないことがわかりますよね。

成果を出すためには、行動量、すなわち失敗の数がものをいいます。

 

20代で私が起業したときのことです。完璧主義でプライドだけは高く、失敗するのを極端に怖がっていました。

だから、正解を知りたくて、本を読み漁ったり、起業家に質問したりして、正解を知ろうとしていました。それでも、動けなかった。

資金がなくなりそうになってから、ようやく重い腰を上げた時はもう遅かったんですね。

追い込まれて焦りがピークに達し、ようやく行動できるようになりました。失敗する怖さよりも、焦りが上回っているので、行動できたわけです。

でも、資金は尽きてしまい、1回目の起業は失敗に終わりました。

「あ~、もっと早く行動していれば・・・」と後悔しても遅かったのです。

 

水泳やテニスも同じです。正解をいくら学んでも、いざ実践する段階になると、失敗します。でも失敗しないと、コツは絶対に身につかないですよね。早めにチャレンジして、失敗して、修正して、再びチャレンジして、失敗して・・・の繰り返しです。

 

質を高めていく意識は、もちろん大事です。でも、失敗を恐れて最初から質を狙いすぎると、行動量が少なくなります。結局、質が高まらないので本末転倒というわけです。

始めは、行動量と失敗の数。失敗を繰り返すうちに質が高まってくる。このように捉えてくださいね。