〈コラム〉人気カウンセラーへの道108話 開業カウンセラーが成功するための《選択の仕方》

 コラム

「どの道がいいのだろうか」

 

Aという選択肢。Bという選択肢。Cという選択肢。

毎日、生きていると選択の連続です。

 

人生は選択の連続と言えますが、それはもちろんビジネスでも同じです。

開業カウンセラーとして毎日、選択することがたくさんあると思います。

 

私は、現役のカウンセラーでもあり、同時にカウンセラーさんを教えるコンサルタントでもあります。

ですので、カウンセリングにおいてクライアントさんが選択する姿、コンサルティングの生徒さんが選択する姿を見る機会が多いです。

 

そのときに、物事の選択の仕方を見て、

「この人は成果が出にくいだろう」、あるいは「成果が出たとしても長続きしないだろうな」と思う人がいます。

 

それは何かというと・・・ 

 

《目先の損得で選んでいるかどうか》です。成果が出にくい人は、目先の損得に意識が向いています。

 

人には、「損をしたくない」という心理があるのですが、「損をしたくない」気持ちが強くなりすぎると、目先の損得ばかりが気になって、大事なものを見誤ってしまう可能性が高まります。そうすると、たいした成果が得られないことにつながるのです。

 

それに、損得勘定をしていること自体、他の人に見破られています。でも、見破った人はいちいち指摘してくれるわけではないので、当の本人は気づかないのです。これはとても厄介なことです。

 

カウンセリングに来られた方には、他の人や過去の私を例として上記の内容をお伝えすることで、「自分もそういうところがあるかも」と気づいてもらうことをします。

あるいは、クライアントによっては、ズバっと直球でお伝えして、気づきを促すこともあります。

 

さらに、「損をしたくない」という気持ちが強い人は、「失敗したくない」気持ちも強いです。

「失敗したくない」気持ちが強いと、そもそも選択することができないことになります。

選択して行動すれば、何かしら上手くいかないことがでてきます。ですので、失敗を避けるために無意識のうちに、自分で選択しないようになってくるのです。

 

カウンセリングのクライアントさんで、「絶対失敗したくない」と、身動きがとれない状態に陥っている人がいました。その人は、些細な事でも「どうしたらいいでしょうか?」と訊いてくるのです。

それこそ人生にとっては全く左右されないどうでもいいことまで、質問してくるのです。

 

そういう状態に陥っている人に、私が「こうしたらいいと思いますが、どうでしょうか?」と提案しても上手くいきません。

「でも・・・」という言い訳が出てくるか、次から次へと些細な質問が止まらないかになってしまいます。

質問自体が悪いわけではありませんが、質問した方がいいこと、質問することではないこと。その区別がつかなくなってしまうのがよくないのです。

 

一方で、目先の損得で選択しない人は、最終的なゴールを見据えています。そうすると、とりあえず行動してみて、その結果を見て修正をしていくのです。

成功マインドがしっかりしている人は、目的地にたどり着くルートは無数にあるし、人によってルートは全然違っていい、ということを知っています。

 

例えば、東京から大阪に行くとします。大阪が目的地です。

そして、大阪にたどり着くための選択肢は、いくつもあります。飛行機、新幹線、電車、バス、車、タクシー、ヒッチハイク等。それぞれメリット、デメリットがあるのですが、とりあえず、いろいろ実際に自分で試してみるわけです。

いろいろチャレンジしているので、肌感覚でメリット、デメリットをつかめるようになってきます。

 

これは、日々のビジネスの作業においての選択も一緒です。とにかく色々やってみる方は、メリットもあるし、デメリットもあるだろうということを肌感覚でつかんでいます。そして、起業家にとって大切な選択する能力が高まっていくのです。

 

逆に、些細なことを質問するようになると、この肌感覚は身に付きません。

 

開業カウンセラーとして成功するために必要な肌感覚をつかむための一つの方法として、こういうものがあります。

選択するものを前にして、「尊敬する人であれば、どうあるか?」と問いかけます。

 

例えば、「全く動じない」「失敗してもいい」「困難な方を選ぶ」というのが浮かんだら、

「尊敬する人であれば、どう行動する?」と問いかけます。

 

そして、浮かんだ行動や発する言葉を尊敬する人の真似をしながら行います。

これを繰り返しながら、成功する人の物事の受け止め方と行動を身に付けていきます。

カウンセリングの現場でも、自分で選択して、上手くいったところ、上手くいかなかったところをしっかり受け止めて、先に進めるように、取り組んでもらうことがあります。

 

まとめです。

損得勘定ばかりだと、失敗を恐れる人になり、何も選べない人になるか、

目先の小さな損得に一喜一憂してしまうかになってしまいます。

目先の損得で選ぶと、最終的には得をするどこから、大損をすることになります。

 

最終的にどんな人物になっていたいか、どんな行動をしていたいか、どんな気持ちになっていたいか。長期的な視点を意識して、日々行動していくといいでしょう。