クライアントが来ない!カウンセリング料金を下げる前にやるべき2つの重要チェックポイント

 ■料金設定法
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「カウンセリング料金を安くしても予約が入らないんです」

過日お会いした方からのご相談です。

 

この方は、元々60分8,000円という価格設定をしていたそうです。この価格でHPに掲載して3ヶ月、全くクライアントさんの予約が入らず、5,000円に値下げしたということでした。

それでも全く反応がなかったので、さらにまた価格を下げようかと検討中のところ、私のところに相談に来られたのです。

 

5000円の価格設定で、例えば1日4人カウンセリングをして20日稼働すると、月の売上は40万円になります。もし、さらに価格を下げて3,000円にして、他の条件は同じで計算すると、
月24万円の売上です。

 

「頑張って働いても、その売上で本当にいいのですか?」とお訊ねしたら、「納得はしていない」と精気のない表情で答えられました。

実際には、その売上から家賃、プロバイダー料、電話代等毎月出ていく出費を差し引くと
ほとんど残らない額です。

 

本音は「月50万は稼げるようになりたい」、「理想的には100万売り上げたい」ということでした。

だけど、クライアントが来ないから、なりふり構っていられなくなり、もう価格を下げるしかないと思い詰めてしまったようです。

これ以外に本当に手立てがないのでしょうか?

 

クライアントが来ないから、価格を下げるというやり方では全く問題が解決されません。
仮にクライアントがたくさん来たとしても満足できない売上なので、当然モチベーションも上がりません。仮に売上が上がったとしても、ワクワクできない自分がいるわけです。そんな自分をしっかり見つめて認めましょう。

 

価格を下げる以外にも手立ては必ずあります。

こういった問題を解決するには、手順があります。まずはしっかり現状を把握することが大切です。

チェックポイントは二つです。

一つ目はHPの1ヶ月のアクセス数はどれくらいあるのか。HPのアクセス数を把握していない人が非常に多いです。計測してみると、そもそもHPへのアクセスがあまりにも少ないケースがあります。見ている人がいなければ、予約するわけがありません。それなのに価格を下げるという行為は、全く意味がないということになります。

 

まずは、アクセス数を上げていくことが先決になるということです。ブログやFacebookを用いてHPに誘導していくこともできますし、広告を使ってHPを見てもらうことも可能です。
SEO対策を施して、検索してくる人たちに見てもらうことも必要でしょう。

多方向から取り組みをしていけば、必ずアクセス数は上がってきます。

 

ここで二つ目のチェックポイントです。アクセス数が上がってきたのもかかわらず、何も反応がない場合は、次の手立てを考えます。

アクセスしてきた見込み客は、どのくらいの時間HPを見ているのか。HPを訪れた見込み客の滞在時間をチェックします。見ている時間が短ければ、HPの内容が見込み客が求めていたものではないということになります。

 

見込み客が求めている内容に変えていくことで、HPの閲覧時間が長くなってきます。アクセス数と閲覧時間を増やしていくことで、いずれ何らかの反応が出てくるのです。問い合わせが増えたり、予約が入ってきたりしてきます。

 

その反応をチェックして、さらに二つのチェックポイントの精度を高めていくのです。HPは作成してアップしたところが完成ではありません。あくまでもスタートラインに立っただけです。そこからチェックポイントを意識しながら、改善を繰り返していくのです。

 

HPの計測をしないと、単純に価格を下げるという誤った選択をしてしまうのです。2つのチェックポイントを計測することで、最善の策がとれるようになってきます。

 

あなたも適切にチェックポイントを計測し、確実に稼げるカウンセラーになってみませんか?

 

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