他のカウンセラーに真似されない独自の優位性とは?

 ■独自の強み発見法

 

「良いキャッチコピーが浮かんだのですが、真似されるかと思うと心配です」

 

弊社主催のセミナーで、ふいに参加者Wさん方から出た話です。

 

話を伺うと、以前Wさんのホームページのキャッチコピーを知り合いのカウンセラーがほとんどそのまま真似してきたというのです。

 

それ以外にも、記事のタイトルや内容も似たようなものを書いて、メニューの見せ方もそっくりだったようです。

せっかくアイデアが浮かんでも、また真似されるのではないかと、嫌気がさしているということです。

 

人気カウンセラーになってくると、ある程度こういった事態は起こり得ることです。

  

 

こういった事態の考え方としては、《あなた独自の実績を全面に出す》ということをお薦めしています。

 

あなた独自の実績とは、実例を挙げるとこういうことです。

 

私の現時点でのキャッチコピーは、

「新人カウンセラーでもブログ・メルマガに時間を奪われない。それでも月に10人から申し込みがくる自動集客の仕組みに興味ありませんか?」です。

 

「誰に」「何を」提供しているかをキャッチコピーで表現しています。

これは、真似しようとしたら、同じようなものはできるはずです。

これを作った時点では優位性を保てますが、似たようなコンセプトを打ち出すライバルがでてくると、際立った優位性は失われてくるのです。

 

そこで独自の実績が大事になってくるのです。

私のキャッチコピーには続きがあります。

5年以上も毎月100万達成している現役カウンセラーが教える」という部分。

「誰が」提供しているかは、独自のものになります。

 

あなた自身の過去の実績を示すことで、自然と差別化が図れるわけです。

これは真似しようとしても、なかなかできないものになります。

 

「誰に」「何を」に加えて、「誰が」提供するのかをしっかり考えていきましょう。

 

 

ここで注意が必要なことがあります。

○○大学出身とか○○の資格を保有といったものは、独自の強みにはならないということです。

 

○○資格を書いたとたん、○○資格の人たちと比べられるようになるのです。

もっと言えば、見込み客が○○資格という言葉を知ったことで、ネット検索するのです。

○○資格のWEBサイトを見ることになります。

そうすると、○○資格を取得した人でもっと売れているカウンセラーに申込んだり、その講座に参加することになるのです。

要は、○○資格の宣伝マンと化しているということです。

 

さらに言うと、○○資格の保有者の中では、あなたはNO2以下だということをアピールしているようなものです。

 

独自の優位性というのは、他にはないということなので、順位を付けるとしたらNO1なわけです。

 

この辺りは、ぜひ気を付けてもらいたいところです。

 

先日、Google社の採用に関する記事が出ていました。

「どんな大学を出たか」、は入社後の実績とは何も関係がないということでした。

どういう人が入社後に活躍したかというと、「過去にどれだけ苦労したかどうか」でした。

人生において、事故や病気、浪人や好きな人を失う。

そういった挫折経験をした人は、実績を出すということでした。

 

挫折は、真剣に自分自身を見つめ直す絶好の機会となります。そういうときに優れた発想を生み出す能力を身に付けているのです。

 

能力的にもそうですが、挫折経験自体がカウンセラーにとっての、独自の優位性になるのです。

過去を洗いだして、誰にも真似されないあなた独自の優位性を見つけだしてください。