「すでに売れている」ことに気づかずチャンスを逃す人

 

「広告って高いですよね?」

 

個別コンサルティングのセッション中でのことです。

集客の仕組みについての説明をしていたときに、ふいにコンサル生さんから質問をいただきました。

 

「たとえば、月に3万円の広告費を出すとしたら、どう思います?」と私が尋ねてみました。

 

「高いです!」と即答。

 

私:「では、月に1万円ならどうですか?」

コンサル生:「1万でも高いですね」

 

私:「それでは、月500円では?」

コンサル生:「500円ならいいかな」

 

この会話、どこがおかしいかわかりますか?

この方に限らず、多くの方が広告についての考え方が間違っているのです。

広告に対する認識が間違っていると、売上100万の壁は突破できません。

 

 

どのように広告について、考えればいいのか。

 

それは、《金額の大小ではなく、費用対効果》で考えることです。

 

費用対効果とは、《投資した広告費に対して、どれくらいの売上があるのか》ということです。

 

1万円の広告費に対して売上が5万円あれば、それは成功です。

10万円の広告費に対して売上が50万あれば、それもまた成功なのです。

 

10万円の広告費に対して売上が20万であれば、どうでしょうか?

 

これも成功です。

 

要は、広告費10万円を売上が下まわらなければいいというわけです。

広告費の数字だけを見て、高いとか安いとか言っても、全く意味がないのです。

 

 

金額ではなく、利回りに注目しましょう

1万円の投資で5万円のリターンです。

銀行の利回りと比べる、比較もできないくらいとんでもない高利回りです。

 

1万円の広告費で売上が5万円獲得できたら、10倍の広告費にすると、単純に言うと売上も10倍の50万円になるのです。

 

ですので、少額で広告を試し、それで上手く売上を作れるようになれば、広告費を拡大していくだけで成功はつかめるということです。

 

ところが、少額の広告でテストマーケティングして、狙い通りの売上を上げたのにもかかわらず、広告費を拡大できない人がいるのです。

 

 

「おまえはもう死んでいる」

某漫画の主人公のセリフですが、それになぞるなら

「おまえはもう成功している」ということです。

 

チャンスをつかんでいるどころか、成功がもう約束されているのに、逃してしまうということです。

将棋で言えば「王手」して、すでに勝負がついているのにもかかわらず、全く関係のない手を打ってしまうようなものです。

今まで集客の仕組みづくりを頑張ってきて、ようやく飛躍する段階にきたというのに、なんとももったいない話です。

 

絶対に数字の捉え方を見誤らないようしましょう。そして、勝負どころを見逃さないようにしてくださいね。

 


 

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