カウンセリングが上手い人は、なぜたとえ話が上手いのか?

 ■リピート率アップ法

 

 

カウンセリングが上手い人と

そうでない人の違いはなんでしょうか?

 

こんにちは、

矢場田つとむです。

 

 

安心安定のカウンセラー起業という講座で

スキルと起業の方法を教えているのですが、

 

「この人はカウンセリングが上手くなりそう」

という人と、

「この人はなかなか上達しないかもしれないな」

という人にわかれます。

 

いったい

どの部分をみて判断していると思いますか?

 

 

スキルがスゴイ?

安心感を与える表情?

声がいい?

人生経験が豊富?

 

そういった要素も必要でしょう。

 

でも、一つあげるとすれば、

「たとえ話が上手い人」

になります。

 

 

(たとえ話が上手い人?)

 

くわしく説明していきますね。

 

 

目の前のクライアントに

「潜在意識は、否定形が理解できない」

という潜在意識のルールを理解してもらいたい。

 

そうカウンセラーが考えたとします。

 

「潜在意識は、否定形が理解できないんです」

というストレートな言葉だけでは、

意味は伝わるけど

クライアントは実感として納得できない状態のままです

 

 

 

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たとえ話の威力

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そこで、カウンセラーは伝え方に工夫を施します。

 

目の前のクライアントの年齢や性別、

家庭環境等に合わせた

たとえ話を使うわけです。

 

そうすると、

相手の理解度が飛躍的に高まります。

カウンセラーの言葉に納得してくれるのです。

 

 

たとえば、

幼稚園くらいのお子さんをお持ちのクライアントに

次のように伝えたことがあります。

 

補助輪が外れたばかりの自転車をこぎ始めた我が子を

後ろから親御さんが心配そうに

「右は行っちゃダメだ」

と叫んだとします。

 

そうすると、お子さんはどうなるか?

 

どんどん行っちゃいけない

右へと寄っていきます。

 

「右はダメ」という否定形が潜在意識には伝わらない、

ということです。

 

要は、「右」しかお子さんには伝わっていないのです。

 

 

このように目の前の相手に合わせた

たとえ話を使うことで、

クライアントの納得度が違ってきます

 

納得してくれることで

実際にポジティブな行動を起こしてくれるようになります

 

そして、小さな行動の積み重ねによって

人生が大きく好転していくことになるのです。

 

 

たとえ話には、そんな力があります。

 

目の前の相手に合わせて

たとえ話がドンピシャで出てくる人は

カウンセラーとしての能力も高いと言えるでしょう。

 

 

 

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たとえ話と抽象化能力

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たとえ話が上手い人というのは、

まちがいなく抽象化能力が高いです。

 

抽象化能力は、複数の具体的な事柄を観察して、

その中から本質的な共通点を見つけ出す能力のことです。

 

逆もあります。

本質から具体的な事柄を見つけ出す能力とも言えます。

 

 

具体的なものを抽象的なものにしたり、

抽象的なものを具体的なものにします。

 

両方の流れを素早く

いったりきたりすることで

たとえ話を生み出すことができます。

 

 

 

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本質がわかっていたら

たとえ話が生み出せる

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たとえ話が生み出せる人は、

物事の本質を捉えていると言うことになります。

 

逆にたとえ話が全く出てこないのなら、

物事の本質を捉えていないことになります。

 

ということは、

新しいことを学んだときに

たとえ話が生み出せるかどうか

ご自身でチェックしてみることで

学びの理解度をチェックすることができます。

 

 

 

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まとめ

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たとえ話には、

あなたが伝えたい意図を

素早く相手に納得させるという

絶大な効果があります。

 

人に納得してもらいたいとき、

ある行動を起こして欲しいとき、

 

自分の意見を

相手にとって身近なことに

なぞらえてあげるといいでしょう。

 

 

 

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