売れるライティングに必要な3つの要素

 ■心に響く文章作成法
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「ヤバタさん、ブログの記事を頑張って書き続けているのですが、なかなか上達しません」

「どうすれば、予約につながる文章が書けるようになれますか?」

 

このようなご質問をいただきました。

 

カウンセラーが長く安定して売れていくために必要なもの。

それがライティングです。

 

カウンセラーとクライアントが初めて接触する機会として、

アメブロやFacebookといったSNSやホームページが挙げられます。

 

そこに書かれている文章によってクライアントの心が動いたら「このカウンセラーに話を聴いてもらいたい」「このカウンセラーが開催する講座に行ってみよう」となるわけです。

 

ライティング力がとても重要になるのですが、初めから文章が上手い人は、ほとんどいません。ブログの記事をコツコツと書き続けていくことで、少しずつ上達していくものです。

 

書き続けることが大事なのですが、先ほどのご質問のように書き続けてもあまり上達しない人がいるのも事実です。

 

「上達する人と、上達しない人」

 どこに違いがあるのでしょうか?

  

 

それは、ライティングを「文章を書く」だけと考えているか、「文章を書く」以外の視点からも考えているかの違いになります。

 

ライティングを3つの要素として分解してみます。3つの要素の視点があると、短期間で文章力を高めることが可能になります。

 

3つの要素とは何か?

 

1つは、どんな文章を書くかを決める「企画」する要素。

1つの記事の内容を決めるだけでなく、ブログやホームページ全体を通して何を書いていくかも決めます。今月や今週の記事のテーマを決めることも含まれます。

全体を統括する監督みたいな存在です。

 

書くテーマがクライアントにとって望んでいるものでなければ、文章がどんなに上手くても読んでもらえません。

 

逆に、少しくらい文章が稚拙であっても、クライアントが絶対に知りたいテーマであれば、読んでくれるのです。

ですので、企画力が非常に大切になるわけです。

 

 

2つ目は、「ライター」の要素。文章を書く段階です。

通常皆さんが思い浮かべるライティングは、ここの要素だと思います。

 

記事の内容についての基礎的な知識を持っていて、それをカウンセラー独自の視点を入れて、わかりやすく表現するというものです。

 

 

最後3つ目の要素は、「記事のチェック」です。

文章力をつけるためには、記事のチェックが欠かせません。冷静な目で客観的にチェックします。

チェックの中でも2つに分けられます。「文字のチェック」と「文章のチェック」です。

 

文字チェックは、誤字脱字を見つけること。漢字の間違えや「てにをは」を正すことです。

 

文章チェックは、主張したいことがブレていないか、前後の文章のつながりは合っているかというものです。

 

この2つのチェックは、同時にやるのではなく、別々でやりましょう。

文字チェックの時は文字だけを見て、文章チェックの時は、全体の文章を見るようにします。

 

 

まとめると、次の流れになります。

 

まずは、どんなテーマで記事を書いたら読者が喜んでくれるかという「企画」を立てる。

そして、テーマに沿って、独自の視点でわかりやすく書いていく。

最後に、記事のチェックを読者目線で行う。

 

いかがでしたでしょうか。

 

これは、本を出版するときも同じ流れと役割になっています。

編集者(監督)がいて、作家(ライター)がいて、校正・校閲(記事チェック)する人がいます。

 

私が本を執筆した時もこういった役割分担がありました。

編集者が売れる企画を出してくれて、私がそのテーマに沿って専門的な知識を活かして書いていく。できあがった文章を校正・校閲していく記事チェックの作業をしてもらうのです。

 

本の出版の時には、それぞれの要素で別の人が作業をするので、より完成度が高まるわけです。

編集者と記事チェックのプロが、企画と手直しをしてくれるので、短期間のうちに文章のレベルが向上します。

 

一般の人は、ここまでしなくても構いません。

一人の人間が3つの役割をこなしていくことも可能だからです。

 

一気に文章レベルを引き上げて、短期間で成功したい人は、信用のおける人にチェックや添削してもらうといいでしょう。

 

ぜひ、この3つの要素を意識して、文章を書くようにしてくださいね。