【恥と怒りの悪循環】不快な場面から抜け出すには、感情の選択権を自分が握ること

 ■独自の強み発見法

 

 

こんにちは、矢場田つとむです。

 

先日、広島へワーケーションに行ってきました。

広島駅で新幹線を降りるやいなや

お目当ての、行列ができるお好み焼き屋さんに入りました。

 

開店の10分前に新幹線が到着するように調整してたので

すでに行列ができていたけど、

無事一巡目で座ることができました。

 

ところが・・・

 

 

 

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注文してから30分たってもこない

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注文するまでは順調でした。

でも、隣の席の人の注文は

ずいぶん前にきているのに

自分には来ない。。。

 

注文が通っているかどうか店員に確認すると、

「ハイ!通ってます!」というハキハキした返事。

 

そう言われたら、待つしかないなと思ったけど、

2巡目の人の注文の方が先にきて、

これはやはりおかしいぞ、ということで

再び店員に確認。

 

2巡目の人に追い越されているので

店員もようやく事態に気づいたようで

厨房に確認しにいくと

「すいませんでした」

と注文が通ってなかったのが発覚。

 

結局そこから少し待ったので

お好み焼きにありつけるまでに

入店してから1時間待ちました。。。

 

少し離れた席でも

順番を飛ばされた人がいたみたいで

めっちゃ怒ってましたね。

 

食べながらも怒りモードは続いていて

支払いのときも怒ってました。

 

 

 

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体験したことを実況中継

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私自身は感情が揺れなかったのかと言えば、

ちゃんと揺れていました。

 

感情が揺れたときに

しっかりと自分の感情を味わうのが好きなので

イラッとしている自分や

恥の感覚が出たのも感じました。

 

 

(ここから心の動きを実況中継)

 

え?自分の注文が飛ばされたような気がするぞ

 

お、恥ずかしいって気持ちが湧いてきたぞ

 

なんだろう?

 

自分の存在を無視されているようで

悲しいし寂しいからかも

 

それとも、周りの人から

「この人飛ばされたんだ、かわいそう」

って思われること事態が恥ずかしい気もする

 

店員に「注文通ってます?」

って言いたいけど

恥ずかしいな

 

どうしようかな

 

お、なんだか

イライラしてきた

 

(実況中継終わり)

 

 

生きていることを実感できるので

自分のことを観察するのが趣味でもあるのですが(笑)

 

恥の気持ちがわいてきたら、

萎縮してしまって

店員に確かめることをガマンしてしまったんですよね。

 

それのせいで

イライラが発生したようです。

 

怒りのパワーが行動の原動力になる場合はあります。

でもこの場合は

エネルギーが消耗するしかないんですよね。

 

 

 

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恥と怒りの悪循環

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今回の場合、

恥ずかしいという感情があり、

それから怒りの感情がわきました。

 

怒りをガマンしているうちに、

また恥ずかしいなって感情が。。。

 

要は、

恥 → 怒り → 恥 → 怒り →(繰り返す)

 

こんな悪循環で

ずっとエネルギーを消耗していきます。

 

 

人によっては、

恥の感覚ではなくて、

放っておかれた寂しさや悲しみの感情かもしれません。

 

 

大事なのは、

根っこは、怒りの感情ではなくて

恥の方だということ。

 

怒りをガマンしても

怒りをバクハツさせても

根本的な解決には結びつきません。

 

根っこにある

恥の感情をしっかり味わってあげることが

大事なんですよね。

 

 

 

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ただ待つだけ、という時間をやめる

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それと私が心がけているのは、

待つという時間をやめる、ということ。

 

正確には、

待たされる時間をやめる。

 

1時間という時間を

待たされている時間と捉えるか、

他の捉え方をするかは

本人の自由です。

 

 

私がその時にしたのは

ipad miniを持参していたので

Kindle本を読んでいました。

 

要は、自分の好きな時間に

変えてしまうということです。

 

 

不快だなって思う時間に対して

わざわざ自分で

恥と怒りの悪循環を繰り返して

不快の上乗せをしなくていいのです。

 

不快な感情に気づいたら

さっさと快を感じる体験を

自分で選択すればいいということ。

 

 

恥と怒りの悪循環に気づいたら、

体験するのも自由だし

さっさと抜け出すのも自由。

 

感情の選択権は

自分が握っておくとラクですよ。

 

 

1時間待ったメリットとしては、

お腹がかなりすいたので

通常よりも美味しく感じられたことです(笑)