カウンセラーのための『ブログ集客の組み立て方』

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リアル、ホームページ、ツイッター、FacebookLine@、チラシ、DM、紹介といろいろと集客のルートがありますが今回はブログからの集客についてお伝えします。

 

無料のブログは、アメブロやライブドア等大手のメジャーなものからマイナーなものまで多種多様です。カウンセラーとしてブログを使うのであれば、多くのユーザーが利用している大手のブログを使うのが望ましいです。

 

さて、ブログからの集客ですが、真っ先に考えなければいけないのが入り口と出口です。

入り口というのは、パソコンの画面に真っ先に映るもの。見込み客が真っ先に目にするものは、ヘッダー画像ですね。

 出口は、カウンセラーの場合は、予約です。あるいは、メルマガに登録してもらうことが出口の人もいるでしょう。

 

入り口で、あなたが来てほしいクライアントに呼びかけ、出口であなたが望む行動をクライアントにしてもらえるように仕掛けを作っていくことになります。

 見込み客には、入り口から迷うことなく入ってもらい、出口まで滞ることなくスムーズに進んでもらう必要があるのです。

 どうしたらスムーズに進んでもらえるのでしょうか?

 

 

それには、「購買心理の7段階」というお客様が商品を発見し、購入するまでの心の動きを活用していきます。

 

まずは、1~7までの心の動きを見てください。

1.認知

2.興味

3.連想

4.欲望

5.比較

6.信頼

7.予約(またはメルマガ登録)

 

このような心理プロセスを経て、予約につながるのです。

 

あなたのブログのヘッダー画像でキャッチコピーやタイトルを見た見込み客が、興味津々で記事を読み進み、予約まで一直線というのが理想です。

 ですが、これはほとんど妄想レベルの理想形です。

 

現実は、ちらっとヘッダー画像を見て、他の人のブログに行ってしまったり、記事を読んでもらっても「こんなうまい話があるかな?」と疑いを持たれたりと、見込み客の気持ちはたえず揺れ動いているのです。

 

あなたのブログを発見した見込み客が、気持ちが揺れることなく予約してくることは、まずありえないと知っておく必要があります。

 気持ちが何度も揺れるのが大前提として、1~7までの心理段階ごとに、見込み客が次に進みやすくなるように、仕掛けを作っていくことが大切になります。

 

 1の認知では、あなたのブログの存在を知らせることです。あなたが望む見込み客の読者登録者数を増やし、頻繁に記事を更新することで、いろいろな人の目に触れることになります。

 

2の興味では、見込み客の興味関心を引くことになります。ヘッダー画像を目立つように工夫します。パッと見た瞬間に、プロのページか素人のページか判断されてしまいます。プロ仕様にカスタマイズしておくことが大切です。そして、ブログのタイトルとキャッチコピーで、「自分のためのブログだ」と見込み客に関心を持ってもらわなければ、3以降に進んでくれません。

 

3の連想で、見込み客は「自分の悩みが改善していったら、このブログに書いてあるような世界が訪れるのだろうか」とチラッと想像していきます。

見込み客にとってのベネフィットをわかりやすく提示してあげましょう。

 

4の欲望で、より具体的にベネフィットがイメージできて、「カウンセリングを受けてみたい」と思うようになります。

見込み客の悩みを解決するためには、このカウンセリングがいかに有効であるか、伝えていく段階です。

 

5の比較では、いったんカウンセリングを受けようという気持ちが芽生えたら、その後、反発が生まれます。本当にこのカウンセラーでいいのか、他にも良いカウンセラーはいるのではないか、もっと安いところがあるのではないだろうか。いろいろと不安や疑問が生まれる段階です。

ここで見込み客の心の揺れを、そのまま受け取り、見込み客の思考の流れに沿って、一つずつ不安や疑問が解消されるようにしていく必要があります。これを怠ると、本当に別のところに行ってしまいます。

他社と比較して、他社にはないあなただけの特長を魅力的に語りましょう。見込み客の代わりに比較してあげると、圧倒的にあなたが選ばれるようになります。

 

6の信頼です。「あなたのことがもっともっと信頼できたら予約したいけど、まだそこまで信頼できない。どうしたらいいの?」と見込み客がこのようにあなたに質問しているとして、その答えを返すことが大切です。お客様の声を多数載せておくことはとても有効です。あるいは、お試しカウンセリングとして、初対面の障壁を下げておくことも有効になります。

 

そして、最終段階の7の予約(またはメルマガ登録)につなげていきます。予約しようと決断しても、どこに予約フォームがあるのか、電話番号はどこに記載してあるのか迷ってしまうと、せっかくここまで来たのに、予約してこないケースもあります。

非常に勿体ないことですが、結構ここでミスをしてしまっているブログを見かけます。出口は一番大事なところですので、しっかりと作っておくべきです。

  

1~7まで見てきましたが、いかがでしたでしょうか。こうしてみると、何か気づきませんか?

 

これは、日ごろあなた自身が買い物をする時と同じ心理プロセスです。

例えば、パソコンを買おうと電気屋さんに行って、店員さんに説明を聞かされて、買うまでのプロセスです。

店頭でパソコンを見て、一つのパソコンが目に入り、気持ちが全く揺れることなくレジに直行することは、まずないと思います。

もちろん、買う機種、スペック等すべて決まっていて買うのであれば別です。この場合でも、機種を決める前の段階では比較検討していたはずです。

 

服を買う時もそうです。「いいな」と思うものがあっても、買うまでいろいろと気持ちが動きます。別の店にもっといい品があるかもしれないと思い、実際に別の店に足を運んで比較することがあるかもしれません。

 

1~7までの心理プロセスを意識して、買い物をしてみてください。

何に興味を引かれたのか、この商品を買ったら、どんな未来が待っているかを想像する、他の商品と比較して買うことをいつ決めるのか。そして、決断した後、買いやすいのか。買い物の一連の流れを意識化しておくと、ブログにどんな仕掛けが必要なのか、わかってくるようになります。

 

見込み客があなたのブログを一目見てから予約までの心の動きを把握していますか?