内向的で口ベタだからカウンセラー起業できない?

 ■独自の強み発見法

 

 

 

「内向的で口ベタなので起業するのは難しいですよね」

「内向型だからカウンセラーになるのは大変ですか?」

 

カウンセラーになりたいけど、

コミュニケーションが上手くない、

あるいは内向型だから、

と諦めようとしている人がいました。

 

 

結論から言うと、

口ベタであってもカウンセラーになるには問題ありません。

内向型であってもカウンセラーになれます。

 

実際、会話が苦手で口ベタでもカウンセラーとして活躍している人がいます。

 

逆に外向型人間にも会話が下手な人がいます。

一方的にしゃべり続けるだけで、

会話になっていない人っていますよね。

 

 

〈雑談力はいらない?〉

 

会話が下手という人にもう少し詳しく話を聞くと、

自分からしゃべりかけるのが苦手だったり、

目的がない雑談が苦手だったりします。

 

こういった雑談力はカウンセラーとして活躍するために

あまり求められるスキルではありません。

 

 

〈会話力は育てられる〉

 

今、スキルという言葉が出ましたが

会話はスキルなので、練習次第で上達させることができます。

 

内向型、外向型に関わらず

適切に練習すればスキルアップさせることができるのです。

 

 

〈カウンセラーに必要な会話スキルとは?〉

 

代表的なのは、傾聴です。

 

相手の気持ちを否定することなく寄り添いながら話を聴くスキルです。

相手が話し終わるまで、意見を挟まずにじっくり聴きます。

 

こういった傾聴の会話スキルは、

外向型の人よりも内向型の人の方が得意だったりします。

 

しゃべりたい人は、解決策を急いでしまう傾向があり、

自分の意見を押し付けがちになるので注意が必要です。

 

 

もう一つ。

非言語コミュニケーション能力といって、

言葉に頼らないコミュニケーション方法があります。

 

これなら口下手な人でも問題ありません。

 

話すスピード、声の高低、呼吸などを相手に合わせたり、

相手の表情、仕草、動作を

相手には気づかれないように真似るスキルがあります。

 

内向型は相手のことを観察するのが得意な人が多いので

習得するのが早い傾向にあります。

 

このようにカウンセラーに必要な会話スキルは、

内向型であっても全く問題なく身につけることが可能です。

 

 

〈外向型の人はカウンセラーに向いてないのか?〉

 

ここまで読むと、

なんだか外向型の人はカウンセラーに不向きなのかと思われるかもしれませんが

そんなことはありません。

 

普段の会話の仕方とカウンセリングでの会話の仕方は

練習によってちゃんと区別することができます。

 

ターゲット層を間違わなければ、

内向型のカウンセラーには内向型のクライアントが

外向型のカウンセラーには外向型のクライアントが来るようになります。

 

なので、

どちらもタイプもカウンセラーとして活躍することが可能なのです!