心の器を大きくすると大抵の問題は乗り越えられる
あの人は器が大きい、
あの人は器が小さい、と言う時がありますよね。
心の器が大きい人は、
なにか問題がおきても心が折れることなく乗り越えられます。
心の器が小さい人は、
同じ問題がおきても心がポキッと折れて挫折してしまいます。
心の器を大きくするには、経験値が必要です。
赤ちゃんの時は、誰しも経験値が0ですが
様々な経験を得て心が大きくなっていきます。
困難を乗り越えた数、要は成功体験がものをいうわけです。
「成功体験か、、、」
「これから起業するし、全然経験がないから自分には無理だ」
「なにかチャレンジしてもいつも途中で挫折してしまうから自分には無理だ」
そう思ってしまうかもしれません。
私もかつて、自分にはとても無理だと思っていました。
20代で起業したのですが、結果が出ず
心がポキッと折れて、しばらく立ち直ることができませんでした。
上手くいく人は、きっと人としての器が大きいんだろうな。。。
どうしたら、成功体験がない自分が
心が折れることなく困難を乗り越える経験を積んで、
心の器を大きくしていけるのか?
今回は、
30代に入り私が試行錯誤して見つけた方法であり、
今でもやっている心の器を大きくする手順をお伝えします。
① 心の器が大きい人と小さい人の違いを意識する
②困難に負けそうな時に、一時的に心の器を大きくする
③応援される人になる
順に説明していきます。
① 心の器が大きい人と小さい人の違いを意識する
心の器が小さい人の特徴
・上手くいかないとすぐに感情的になる
・未知なるものに心を閉ざす
・不都合なことが起きると相手のせいにする
・人の話を聞かない
心の器が大きい人の特徴
・上手くいかなくても感情が安定している
・未知なるものに心を開く
・不都合なことが起きても相手のせいにしない
・人の話に耳を傾ける
まずは目指すゴール(心の器が大きい人の特徴)を意識して
今の自分の状態に気づけることが大切です。
②困難に負けそうな時に、一時的に心の器を大きくする
困難が襲ってくると、
普段の心の器が一瞬でガチガチになって縮こまります。
心の柔軟性が失われるので、すぐにはもとの大きさに戻らなくなります。
例えば、普段リラックスしているときの器の大きさを10とすると、
困難が襲ってきたら、途端に2になってしまうのです。
「いつもならもっとできるんです!」と言う人がいますが、
それが今の自分の心の器の大きさです。
オリンピックに出るアスリートが
「本番で失敗したけど、普段の練習ではすごいんです!」
って言い訳しないですよね。
困難が襲ってくるたびに挫折していたら、器は大きくなりません。
なにかしらの成功体験を積まないと器が成長しないんです。
ここでは、最も簡単な対処法をお伝えしましょう。
困難が襲ってきて器が縮こまってしまった時、
最も簡単に普段の器の大きさに戻すには
天井(空)を見ることです。
器が小さくなっているときは、人は俯きがちになります。
下を見ることで視野が狭くなり、その分、心の器も小さくなります。
空を見上げることで視野が広がり、
器も柔軟性を取り戻し、大きくなるのです。
単純なことですが、効果的です。
器が広がった状態だと困難を乗り越えやすくなります。
③応援される人になる
成功体験が心の器を大きくします。
困難は、別にたった1人で乗り越えなくても構いません。
人に助けてもらって、困難を乗り越えるのも立派な成功体験です。
ここで重要になるのが
いざというときに助けてもらえる自分でいるかどうか。
①でお伝えした
・上手くいかなくても感情が安定している
・未知なるものに心を開く
・不都合なことが起きても人のせいにしない
・人の話に耳を傾ける
ということを意識しておくことがポイントになります。
逆に
感情が不安定で愚痴ばかりだったり、
ずっとイライラしていたら、人は話を聞いてくれません。
未知なるものに対して心を閉ざしていては
人は応援してくれません。
不都合なことが起きて人のせいにする人だっだら
人は近づいてきてくれません。
相手から指摘されて、いちいちネガティブに反応していたら
もう人はアドバイスをしてくれなくなります。
いざというときに仲間の助けをもらえないので、
今まで通り、どこかの時点で挫折してしまう可能性が高まります。
《心の器が大きい人を目指していくという姿勢》自体を
周りは見てくれているので
そういう人は周りから、自然と応援されるようになるのです。
そうすることで、
心が折れそうになったとしても
いいタイミングで助けてもらえるので
困難を乗り越えられるようになります。
こうなると、乗り越える経験がどんどん増えてくるので、
心の器がグングン大きくなっていくというわけです。