【恥と怒りの悪循環】不快な場面から抜け出すには、感情の選択権を自分が握ること
こんにちは、矢場田つとむです。
先日、広島へワーケーションに行ってきました。
広島駅で新幹線を降りるやいなや
お目当ての、行列ができるお好み焼き屋さんに入りました。
開店の10分前に新幹線が到着するように調整してたので
すでに行列ができていたけど、
無事一巡目で座ることができました。
ところが・・・
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注文してから30分たってもこない
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注文するまでは順調でした。
でも、隣の席の人の注文は
ずいぶん前にきているのに
自分には来ない。。。
注文が通っているかどうか店員に確認すると、
「ハイ!通ってます!」というハキハキした返事。
そう言われたら、待つしかないなと思ったけど、
2巡目の人の注文の方が先にきて、
これはやはりおかしいぞ、ということで
再び店員に確認。
2巡目の人に追い越されているので
店員もようやく事態に気づいたようで
厨房に確認しにいくと
「すいませんでした」
と注文が通ってなかったのが発覚。
結局そこから少し待ったので
お好み焼きにありつけるまでに
入店してから1時間待ちました。。。
少し離れた席でも
順番を飛ばされた人がいたみたいで
めっちゃ怒ってましたね。
食べながらも怒りモードは続いていて
支払いのときも怒ってました。
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体験したことを実況中継
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私自身は感情が揺れなかったのかと言えば、
ちゃんと揺れていました。
感情が揺れたときに
しっかりと自分の感情を味わうのが好きなので
イラッとしている自分や
恥の感覚が出たのも感じました。
(ここから心の動きを実況中継)
え?自分の注文が飛ばされたような気がするぞ
お、恥ずかしいって気持ちが湧いてきたぞ
なんだろう?
自分の存在を無視されているようで
悲しいし寂しいからかも
それとも、周りの人から
「この人飛ばされたんだ、かわいそう」
って思われること事態が恥ずかしい気もする
店員に「注文通ってます?」
って言いたいけど
恥ずかしいな
どうしようかな
お、なんだか
イライラしてきた
(実況中継終わり)
生きていることを実感できるので
自分のことを観察するのが趣味でもあるのですが(笑)
恥の気持ちがわいてきたら、
萎縮してしまって
店員に確かめることをガマンしてしまったんですよね。
それのせいで
イライラが発生したようです。
怒りのパワーが行動の原動力になる場合はあります。
でもこの場合は
エネルギーが消耗するしかないんですよね。
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恥と怒りの悪循環
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今回の場合、
恥ずかしいという感情があり、
それから怒りの感情がわきました。
怒りをガマンしているうちに、
また恥ずかしいなって感情が。。。
要は、
恥 → 怒り → 恥 → 怒り →(繰り返す)
こんな悪循環で
ずっとエネルギーを消耗していきます。
人によっては、
恥の感覚ではなくて、
放っておかれた寂しさや悲しみの感情かもしれません。
大事なのは、
根っこは、怒りの感情ではなくて
恥の方だということ。
怒りをガマンしても
怒りをバクハツさせても
根本的な解決には結びつきません。
根っこにある
恥の感情をしっかり味わってあげることが
大事なんですよね。
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ただ待つだけ、という時間をやめる
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それと私が心がけているのは、
待つという時間をやめる、ということ。
正確には、
待たされる時間をやめる。
1時間という時間を
待たされている時間と捉えるか、
他の捉え方をするかは
本人の自由です。
私がその時にしたのは
ipad miniを持参していたので
Kindle本を読んでいました。
要は、自分の好きな時間に
変えてしまうということです。
不快だなって思う時間に対して
わざわざ自分で
恥と怒りの悪循環を繰り返して
不快の上乗せをしなくていいのです。
不快な感情に気づいたら
さっさと快を感じる体験を
自分で選択すればいいということ。
恥と怒りの悪循環に気づいたら、
体験するのも自由だし
さっさと抜け出すのも自由。
感情の選択権は
自分が握っておくとラクですよ。
1時間待ったメリットとしては、
お腹がかなりすいたので
通常よりも美味しく感じられたことです(笑)