稼げるカウンセラーになるための成功マインド作り
「ヤバタさん、どうしていいかわからなくなってきました・・・」
数か月のお付き合いがあるコンサル生さんからのご相談です。
私が提供している個別コンサルティングがスタートすると、当初は集客の仕組みを作ることに集中してもらっています。
成功するためのやるべき作業自体は明確なのですが、壁にぶつかった時、戸惑ってそのままの状態がしばらく続いてしまう人がいます。
一方で、壁にぶつかりながらも、物凄いスピードで行動できる人もいます。
一体何が違うのでしょうか?
それは、「成功マインドをモデリングしているか」の違いです。
成功するために必要な作業は、決まっています。そして、作業工程はハッキリと目で見えるものです。モデリングしやすいものです。
一方で、成功起業家マインドというのは、目に見えないものです。モデリングしにくいものですね。
スピードが速い人は、成功するための作業をモデリングしながら、同時に私自身のマインドもモデリングしようとしています。
「ヤバタさんからすべて吸収させていただきます。徹底的に真似させてください!」
と、ハッキリ私に言ってくる逞しい人もいます。
私が実践して上手くいった方法であり、尚且つ誰がやっても再現性があるものをお伝えしているので、まずはそのまま忠実にやっていくことが成功への近道になります。
結果を出すのが早い人は、私との雑談も大切にしています。私がかつてどん底だった時代の話をした時に成功者に対してどんな質問をしていたか、何を真似したか。
それを今の私に訊いてくるのです。
質問されたら、うれしくなってどんどん私はしゃべります。
こういった何気ない雑談の中にマインド作りのヒントがたくさん詰まっているのです。
今の自分のような時代が、どんな成功者にもあったはずです。
その頃、何を取り組んでいたか、どんな心境だったか、しつこいくらいに質問してみることが大切です。成功者は基本的にサービス精神が旺盛な方が多いので、いろいろと貴重な情報を話してくれるのです。
そうすると、成功マインドというものは、じわじわ浸透していくものです。
ところが、中途半端なマインドがしみ込んでしまっている方が多いのです。
それはなぜでしょうか?
それは、成功していない人に質問しているからです。
会社勤めの人に質問している人がいて、
「起業しても上手くいくはずないよ」
「もっと資格をとらないと上手くいかないんじゃないの」
といった、自信を失うような回答を受けて、身動きが取れなくなっているのです。
あるいは、上手くいっていない起業家と仲良くなって、相談しあっているうちに、失敗マインドがいつの間にか植え付けられてしまうのです。
自分と同じ苦しい境遇だから、変に意気投合してしまう失敗パターンです。
私もそういう時期がありました。
「あの人も成功してないんだから、自分も仕方ないよな」とぬるま湯から抜け出せないのです。長期的な視野でみて、危機的状態にあることに気づかなくてはいけません。
当時の私は、「このままではいけない」と、仲良しグループからの環境を変えるために、
悪い言葉かもしれませんが「抜け駆けした」わけです。
それからは、成功している人に対して質問するようにして、そのアドバイスを忠実に実行するようにしました。
目に見える手順と目に見えないマインドをモデリングしていくうちに「もう上手くいくしかない」という成功マインドに仕上がってくるのです。
最後に成長スピードが遅い人の特長もお伝えしておきますね。
先ほどの逆になるわけですが、モデリングしやすいはずの目に見える作業を真似しない。
『守・破・離』の中で最も肝心な『守』の部分ができていないと、あとあと差が出てきます。
それと、失敗を恐れて、あるいは私にどう思われるか気にしすぎて、作業が進まない。
逆に失敗が多いほど、あるいは私からの指摘が多い人ほど、成長スピードが早いです。
あなたは、目に見えるものだけでなく、目に見えないものもモデリングしようとしていますか?