人が一気に成長のためには○○が欠かせない
ゆるやかな成長、
素早く一気に成長、
あなたはどっちタイプですか?
私は、基本コツコツ型なので、
ゆるやかに成長するタイプです。
最近は、
「人生って本当にあっという間に過ぎ去っていくな~」って
少々の恐れと共に感じているので、
一気に成長することも大切だと思うようになってきました。
でも、
「一気に成長したいんだ!」
とただ単に願うだけでは、
何も変化が起こりません。
そこで今回は、
ワープするかのごとく、
短期間で一気に成長する方法をお伝えします。
それは・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーー
相手からの
ネガティブ発言を活用すること
ーーーーーーーーーーーーーーーー
です。
単純に言うと、相手から
「そそっかしいね」
「ここは直した方がいいんじゃないの?」
と指摘されたら、
それをしっかり受け止める、
ということ。
相手からの
ネガティブ発言を活用すること、
と言いましたが
それには2種類あります。
1つは、
普通に会話していて、
相手が特に意識していないけど、
自分にとっては
それがネガティブな発言であるケース。
もう1つは、
あえて、相手からネガティブ発言を
してもらうケース。
では、1つ目のケースから。
相手と普通におしゃべりをしていて、
相手の言葉を受けて、
ムッとしたり、落ち込んだりしたときが
成長のチャンスです。
「あ、人からは
自分はこう見られていたんだ」
と、客観的な視点を持つことが大事です。
ショックがありながらも
相手が言ってくれたことを
しっかり受け止めて、分析してみる。
そうすると、
飛躍のヒントがいっぱいつまっていることに
気づけます。
自分のことは10%くらいしか
わかっていないという実験結果があります。
相手の方が
あなたのことを把握しているということは
よくあります。
例えば、
録音した自分の声を聞いたとき、
ものすごい違和感がありますよね。
「私ってこんな声してるの?」
と、他者に聞くと、
いつもの自分の声だという。
それと同じです。
自分のことは自分が一番わかっているという
思い込みがある人は、成長はありません。
相手から注意されても
ムッとするだけで
人の意見を受け付けないですからね。
次に2つ目のケース。
今、一般には公開していない
20名ほどが参加している
秘密の講座を開催しているのですが、
先日、相手の欠点や
相手が信じて疑っていないことを
指摘し合う。
意図的に、愛あるツッコミを
入れ合う、ということをやってみました。
面と向かって
相手にネガティブ発言をするのですが
指摘する側が結構苦戦します。
相手がいないところで
陰口を言うことはやっていても
直接相手に言うというのは、あまり経験がないものです。
なので、最初はとてもぎこちないものでした。
終わった後は、グッタリ疲れた方もおられました。
指摘する側が遠慮してしまって
上手く相手に衝撃を与えられないかと
主催者としては心配していたのですが、
4グループ中
3グループはちゃんと相手をムッとさせて
衝撃を与えることに成功していました。
その後、
1週間くらいショックが消えなかった人もいました。
ショックがなければ成長はないので
これがいいんです。
大人になったら、
他人から欠点や弱点を
ズバッとストレートに指摘されることなんてないですからね。
友人同士でも
もめるのがイヤなので
ついつい適当に褒め言葉を言ってしまって
当たり障りのない会話で終わってしまいます。
実際やってみて、
本当にこれは重要なことだと
強く思いました。
それに、
率直に言い合える仲というのは
素晴らしいと思いました。
YESマンばかり、
周りにいたらダメですからね。
カウンセリングでも同じです。
喜びの声をもらうと、
もちろんうれしいです。
それは全然いいのですが
苦情もしっかり受け止め、
分析することで
一気に成長につながります。
苦情を受け取ると、
ショックはあります。
今までの価値観が
根底からグラつくので当然です。
でも、そのショックを
すぐに忘れようとするのはもったいない。
ショックをすべて発散してしまうと、
成長はありません。
せっかく価値観がグラついているのですから、
そのときは、
土台を再構築する大チャンスです。
私は、苦情という衝撃を受けた場合、
まずはある程度のストレスはとるようにしています。
でも、少し落ち着いたら、
苦情の内容をいろいろな角度から分析して、
改善案を出します。
それを実行することで
一気に成長するのです。
ぜひ、衝撃を
飛躍的な成長につなげるようにしてみてくださいね。
____________________________________