心理カウンセラーのための儲かるライティング法
「文章を書くこと自体は苦痛ではないのですが、思うような成果が出ないんです・・・」
これはセミナーでよく出てくる質問です。あるいはコンサル生の人も必ず出くわす壁でもあります。
思うような成果とは、見込み客に予約してもらったりメルマガ登録してもらったりすることです。
見込み客とカウンセラーとが初めて出会うものが文章です。
文章によって、見込み客はあなたのブログやホームページに興味を持ちます。そして文章によって、あなたからカウンセリングを受けたいと強く思うようになるわけです。
ですので、Web集客を安定化させるためには、文章がとても大切になります。
望む成果が出るか出ないかは、文章の書き方によって大きく変わってくるのです。
さて、思うような成果が出ない人の文章をチェックすると、すぐに問題点が見つかります。
最も致命的な問題点は何でしょうか?
それは、『自分が書きたいことを書いてしまう』ことです。
そうではなくて、『見込み客が読みたいことを書く』ことが重要です。いくら書いても成果が出ないという人の文章を読むと、見込み客が不在であることが多いです。誰を想定して書いているのかわからない状態になっています。
簡単に言うと、日記状態になっているのです。
さらっと読めて、その人のちょっとした秘密が知ることができるので、「いいね!」がかなりつくケースがあります。
人気商売である芸能人なら、広く浅くファンを作っていくことが必要なのでそれでいいのです。
ですが、あなたはプロのカウンセラーです。いくら人気が出たところで、実際に予約が入らなければ、喜べないはずです。
日記状態からは、いち早く脱したいところです。では、どうしたらいいのか?
日記状態から脱するためには、理想客をイメージすることが必須となります。
あなたにとって、ぜひ来てほしい理想となるクライアントを決めてしまうのです。
・どんな悩みを抱えている人なのか
・その人の年齢は?
・性別は?
・職業は?
・家族構成は?
・趣味は?
理想客に対して、心を込めた手紙を書いていくことで、独りよがりの日記風の文章から脱することが可能になります。
あなたが書いた文章を読むことで、理想のクライアントにどんな気持ちになってもらいたいか。それを先に決めておいて、文章を書き始めるといいでしょう。
これだけでも、これから書く文章の精度が段違いになります。
書き終えた文章をチェックする時は、理想のクライアントがこの文章を読んだ時、どんな気持ちが沸いてくるのか。しっかりイメージしておきましょう。
感情が動かないと、決して人は行動しません。見込み客に、予約やメルマガ登録という行動を起こしてもらうためには、どういう気持ちになってもらうかがカギを握るというわけです。
今こうしている間にも困っているクライアントが実際にいるのです。そして、クライアントを解決に導いていけるカウンセラーがあなたです。でも、まだこの二人は出会えていないのです。
二人の出会いのキッカケをつくるのは、間違いなくあなたの方です。
なんとしても、今困っていて身動きがとれない人に、あなたの想いを届けなくてはいけません。その想いを届けるのが文章なのです。
広く浅く「いいね!」を取る文章よりも、あなたが助けたい人にピンポイントで届く文章を書きたいところです。
ここで一つだけ注意点があります。
見込み客にダイレクトに響く文章を書くようになると、見込み客以外の反応はたいてい悪くなります。
要は、今まで「いいね!」を押してくれていた人が去っていくのです。メルマガであれば解除する人が増えてきます。
こういった変化が表れた時、元に戻した方がいいのか、迷いが生じるかもしれません。この部分だけ見ると、ネガティブな結果ですから。
でも、ここでブレないようにすることが大切です。あなたの本当の目的は何か。
見込み客以外からも人気を得たい文章を書きたいのか、見込み客に届く文章を書きたいのか。しっかりと理想客を見据えたうえで、文章を書いていきましょう。
あなたは、理想のクライアントを思い描けていますか?