完成を待たずに発表する
「ホームページがなかなか完成しない」
「ブログを始められない」
私の受講生さんやメルマガ読者さんからの
ご相談をいただくことがあります。
起業したら、やることは山ほどあります。
だけど、
ホームページが完成できないから、
行動を起こすことができない。
こういうことで
なかなか起業がスタートできない人がいます。
この場合、
どういうふうに考えれば
現状を突破できるのでしょうか?
それは・・・
《小さく始めて育てていく》
という考え方が大切です。
小さく始めるというのは、
完成している状態ではありません。
未完成のままで
起業スタートします。
ブログ記事を書きながら
少しずつ周りの集客に役立つ要素を完成に近づけていく、
というものです。
まずは、早い段階から
情報発信していくことを
習慣化していくことです。
特にブログ記事は、
思い立ったその日から
すぐにでも始められるものです。
その際、集客の全体像も頭に入れながら
情報発信していくといいでしょう。
お客さん目線で考えると、
どんな情報が必要なのかわかってきます。
あなたの記事を読んで、
予約したいと考え、
実際に予約するまでに
どんな情報が必要なのか。
プロフィール、お客様の声、アクセス、料金、予約、お問い合わせ
こういった情報は最低限必要でしょう。
それ以外に
あなたの専門性を示しながら、
読者に役立つ情報を発信していくことは
当然必要です。
その他にも、
信頼性を高める記事、
親しみをもってもらえる記事等
情報に厚みをもたせていくことも大切です。
いずれにしても、
最初からすべて整っている必要はありません。
少しずつ育てていく感覚をもっていればOKです。
個人的にオススメなのが、
プロフィールやお客様の声、信頼性を高める記事等
先ほど説明した記事を
2、3割の仕上がりでもいいので
一通りサクッと作ってしまうやり方です。
私は基本的には、2、3割の出来で
集客に必要なページを
超特急で仕上げてしまいます。
とりあえずホームページの体裁が整うので、
その状態でスタートするのです。
そして、
少しずつ記事を増やしながら、
2、3割の仕上がりだった記事のクオリティを
少しずつ高めていきます。
この話をしたとき、
「えっ、いったん書いた記事を手直ししていいんですか?」
と驚いた生徒さんがいたのですが、
逆に私が驚きました。
「えっ、手直ししないんですか?」
一発で完璧な記事など書けないので、
一つの記事自体も少しずつ
育てていけばいいのです。
完成させないと始められない。
記事を書けない。
こういう人は、
未完成のまま発表する感覚を
当たり前にしていくといいでしょう。
大丈夫。
最初の頃は、
誰もあなたのことを注目していないし、
誰も文句を言う人はいませんから。
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