行動が加速する「転び方のススメ」

 ■独自の強み発見法

 

 

「行動すれば、なにかしらの成果が出るのはわかっているのですが

行動できないんです」

 

なぜですか?

 

「失敗するのが怖いんです」

 

 

こんにちは、矢場田つとむです。

 

起業前、あるいは起業直後にそういう方が必ずおられます。

 

 

結論を言います。

 

「失敗するのが怖い」を突破するには、

失敗の仕方を上達させることです。

 

 

(失敗の仕方を上達するって?)

 

そんなものはいらないです、

という人もいるでしょう。

 

でも、

行動がなかなかできない人や

行動量が足りない人にとっては

必要な情報ですので、

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

 

では、本題に戻ります。

 

失敗の仕方を上達させるとなにがいいのか?

 

思い切った行動ができるようになり、

成果が出せるようになります。

 

だから、真っ先に上手な失敗の仕方を覚える必要があるんです。

 

 

とはいえ、

「どうやったら失敗の仕方が上手くなるか?」

 

その点が気になるところですよね。

 

 

 

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上手な失敗の仕方とは?

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上手な失敗の仕方のコツをつかむためには、

起業とは別の例を見ていくことにしましょう。

 

スキーを学ぶとき、なにを真っ先に学ぶのか?

 

転ぶ練習です。

 

スキーにおいて転ぶということは、

失敗するということです。

 

できれば転ばずにかっこ良く滑りたいものですよね。

 

でも、真っ先に学ぶのは転び方。

上手に転ぶようになるまで練習するのです。

 

転び方が上手くなることで、

スピードを出しても大丈夫な状態になります。

 

たとえ転んだとしても骨折せずに

転ぶことが可能です。

 

言い換えれば、上手に失敗することで

骨折という大きなダメージを負わなくてもすむということ。

 

上手に失敗できるようになれば、

どんどんスピードアップすることができるということ。

 

 

もう一つ別の例。

 

柔道を学ぶときは、なにを真っ先に学ぶのか? 

 

受け身の練習です。

いきなり、負ける練習をするのです。

 

かっこよく勝ちたいところですが、

まずは成功よりも失敗の練習をするんです。

 

そして、すぐにスクッと立ち上がる。

 

柔道でも

スキーでもそれは同じです。

 

 

 

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失敗してもすぐに立ち上がる

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転ぶけど、すぐに立ち上がる。

失敗するけど、すぐに立ち上がる。

 

スキーも柔道も

起業も同じです。

 

 

 

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本当は失敗が怖いよりも

失敗したのを見られるのが怖い

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冒頭で

「行動できないのは、失敗するのが怖い」

とありましたが、

本当は、失敗したのを見られるのが怖いのです。

 

誰からに失敗を見られて、

変に思われるかもしれない。

笑われるかもしれない。

ダメな人と思われるかもしれない。

 

それが怖い。

 

 

 

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恐怖を乗り越えるために

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起業において行動できるようになるためには、

失敗談をちゃんと語っていくことです。

 

ぶざまな失敗をさらけだすことで

いままで恐れていたことが

そんなにたいしたものではなかったことに気づけます。

 

ほとんど関心がない、あるいは

あたたかく見守っていてくれている。

 

そんな感じです。

 

 

「なんだ、失敗していいんだ」

という気持ちになってくると

行動できるようになってきます。

 

そして行動量が増えると、失敗も増えます。

 

それをまたちゃんと語っていくことで

上手に失敗できるようになってきます。

 

 

転び方が上手くなると、

どんどんスピードを上げることが可能になります。

 

そのときには、

成果が出てくるのが当たり前になってくるでしょう。

 

 

格好つけていても何も良いことはありません。

 

取り繕っていても

周りの人は、「この人は取り繕っているな」

と、すでに気づいています。

 

無様な姿を見せる。

弱みを見せる。

 

それをしても、

誰も馬鹿にしたりしません。

 

みんな通ってきた道だから。

 

 

いつだって、

自分の進む道を邪魔しているのは、

自分です。